嫁の肺ガン闘病記&夫の介護記

肺ガン発覚〜闘病〜入籍〜再発 ALK肺ガン嫁とその夫の記録

悪化。アルンブリグ投与。

ここ二ヶ月で悪化してしまいました。

 

9/15の腫瘍マーカーは140まで上昇し、9/22にヤーボイ+オプジーボを再開しましたが、10/4には505まで悪化しました。10/4にカルボプラチン+アリムタ+アバスチンを投与し、いったん悪化は止まり、10/29には490まで下がりましたが、免疫治療ではあまり効果がでない状態となってしまいました。

 

11/5に新薬アルンブリグを投与する事になり規定の半分量の90mgを毎日飲みましたが、その一週間後11/12の腫瘍マーカーは620まであがってしまいました。主治医によると、これまで使ってきた分子標的薬の耐性が原因で新薬もあまり効いていない感触だとのことです。11/12にアルンブリグ投与量を規定値の180mgに増やしました。11/19のマーカー検査で今後の治療を決めることになりそうです。

 

副作用もかなりきつく出ていて化学療法(アリムタ+カルボプラチン)によって骨髄がかなりダメージを受けていて(骨髄抑制)、血清を輸血しないと吐き気や倦怠感が取り除けない状態となってしまいました。化学療法もかなり限界に来ているようです。

 

アルンブリグの副作用としては下痢、腹痛、吐き気が強く出てきました。食事をとると腹痛と吐き気が周期的にでるようになりました。今のところ腸の動きを抑える薬といたみどめでなんとかしのげています。

以下に治療薬の投与とceaの推移をまとめました。

 



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妻の現在の状態は酸素吸入2の状態で、10月は化学療法の副作用でまともに会話や身動きが出来ない状態でしたが11月になり副作用がとれてからは、会話も出来るようになりリハビリも再会しました。癌の状態は悪化していてすこし左わき腹に痛みがでてきましたが、今のところ苦痛なく過ごせていて、食事も普通にとれています。

 

あと2週間ほど前に心嚢水が少したまりましたが、利尿剤により改善したようです。