嫁の肺ガン闘病記&夫の介護記

肺ガン発覚〜闘病〜入籍〜再発 ALK肺ガン嫁とその夫の記録

ザーコリ始めて4日目副作用現る

2019/12/31大晦日
朝食後すぐに食道をギュッとつかまれるような痛みに定期的に襲われる。
波があって平気な時もあったけれど、そのうちに平気は"少しマシなだけ"という状況になりました。
ギュッとつかまれて息が苦しい…寝ても起きても変わらない。畳んだ布団をクッション代わりにして、息も絶え絶えにこらていました。
その横で、夫が病院へ電話。もちろん大晦日の病院なんて手薄で、主治医ですらお休みでいない状態でした。
病院側としても、そんな状況下で患者を受け入れることに前向きにはなれないらしく、電話口の夫は口調こそ冷静でしたが、少しイラついていました。

年の瀬に、処方を変えたりするとこうなるのか…ひとまず年明けまでローブレナで様子を見ておけばよかった…今病院いっても主治医はおらんし、誰が対応してくれるんやろ…この苦しさは、あとどれくらい続くんやろ…しんどい中で頭を巡るのはマイナス思考ばかり。。

夫に体を支えられながら、ヨタヨタと車に乗り病院へ。救急の待合室は人でいっぱいでした。
夫に支えてもらわなければ歩けないほどになっていた私はストレッチャーで運ばれ、主治医の下についていた研修医による診察。
的確に容体を夫が説明してくれ、即入院が決定。
鎮痛剤と栄養補給を点滴で受けつつ、容体が落ち着いたところで夫は一度実家へ入院グッズを取りに戻ってくれました。

お休み中だった主治医も夜中に駆けつけてきてくれ、ザーコリ減量してやっていこうか、と提案されましたが、以前アレセンサのときも減量して結局腫瘍マーカーは正常値にならんまま耐性出来たから今回も不安、と伝えましたが、この日の夜のザーコリは中止。
その時、時計の針は22時前でしたが、主治医の判断で副作用を抑える点滴がこの後追加になりました。
解熱鎮痛、ステロイド、痛み止めの点滴で、ザーコリは明日の朝よりまた服用と看護師さんから伝えられました。

夜勤の点滴はスピードは遅く設定されていて、結局朝まで点滴は続きました。


つづく