嫁の肺ガン闘病記&夫の介護記

肺ガン発覚〜闘病〜入籍〜再発 ALK肺ガン嫁とその夫の記録

ローブレナ開始

ローブレナは、ALK遺伝子をもった患者向けの分子標的薬です。
この薬は脳にも作用するため、認知症のような症状の副作用が出ることがあると。
主治医からこんな質問をされました。

認知症になっても、患者本人は全く気づかない。
お世話してくれてる周りの人達に対してひどい言動取り始めても、本人は分からない。
それでも周りの家族は薬の量を減らさずに続けてくれ、と皆んな言います。
仮にもし認知症の症状が出たとして、薬の量はそのままで治療を続ける?

私の回答は、
ある程度まではそのまま治療続行して欲しい。
でも、いくら正気じゃ無い、副作用のせい、とはいっても周りの人達にも限界がある。
おそらく私の両親は、認知症になったとしても減薬せず治療続行を望むと思う。
なので、周りが限界を迎える前に減薬なり中止なりしてほしい。

この事を主治医の先生と夫の2人だけに伝え、治療スタートしました。


つづく