嫁の肺ガン闘病記&夫の介護記

肺ガン発覚〜闘病〜入籍〜再発 ALK肺ガン嫁とその夫の記録

ローブレナ中止&胸水採取

2019/12/27。
この年最後の外来受診でした。

血液検査、胸部CT、の検査を終えて、診察室で主治医から聞かされたのは、腫瘍マーカー値の上昇と胸水増加。
検査結果より、ローブレナはこの日より中止となりました。

f:id:yomehaisengan:20200622180714j:plain
胸部CTの結果。左肺の半分の位置くらいまで胸水が溜まっていました。

f:id:yomehaisengan:20200622180851j:plain
腫瘍マーカー値も、前回2019/10/4は2.8→今回47.9まで上昇。

この日はひとまず一時入院して、背中から針を刺し胸水を抜く処置をしました。
麻酔で痛くはないものの、胸水が抜き取られる毎に空咳が出て、とにかく息が苦しい!!
採取が終わった後も、ゆっくり呼吸しないと苦しいし、気分も悪くてどうかしたら吐きそう…
ベットで横になって休んでるうちに、いつの間にか寝てたけど、むしろこれ意識失ってた?!

採取した胸水は、遺伝子検査へ回すことになりました。
大分県の病院へ転院した際にも遺伝子検査を行いましたが、あの時は組織診といって採取した癌組織を遺伝子検査しました。
今回は胸水の細胞診。組織診に比べるとわかる事は少ないらしいですが、それでも遺伝子検査!あれから体も変化して、新たな遺伝子が見つかる可能性もあるとの事でした!

明日以降、ザーコリが処方される予定になりましたが、院内に在庫がないため県外から取り寄せていることに。
一時入院のため、明日はザーコリをもらって退院することになりました。

2ヶ月前までは、ローブレナでガンが消滅したと大喜こびしてたのに。。。
今回予想以上にショックをうけていたのと、胸水採取後の息苦しさと気持ち悪さがまだ抜けきれず、晩ご飯はお吸い物を少し頂いたのみ。
夫もショックをうけていて、明日朝イチの新幹線で大分県に来てくれる事になりました。
寝る前に様子を見にきてくれた主治医の前でもショックを隠しきれず泣いてしまい、一緒に頑張ろうねと励ましてくれる主治医も実は同じようにショックをうけていることを知って、また泣きました。

つづく