嫁の肺ガン闘病記&夫の介護記

肺ガン発覚〜闘病〜入籍〜再発 ALK肺ガン嫁とその夫の記録

生検傷の処置、主治医からの宣告

昨夜遅くに主治医と看護師さんが部屋にきて、ガーゼを当てていた生検の傷口をテープに替えてくれました。
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もうこれでシャワー浴びてオッケー!
いつ退院してもオッケー!

キツイ抗がん剤をやる前に、兵庫県の自宅に一度帰り、やりたい事やりまくって!食べたいもの食べまくって!それから再入院して抗がん剤治療うけたい!
と、主治医に申し出たところ…彼の答えはまさかのNo。

胸に転移していた事がとても心配なので、退院前に一発、抗がん剤いれときたい、と。
最初の1週間は副作用も出ないから、その時に退院してゲノム外来へ行き、兵庫県の自宅に荷物を取りに戻っても良い、と。

わたしも食い下がってみるものの、"んー、でも退院前に、何かしらの治療は受けてほしい。心配だから。"と言われてしまった。


ぶっちゃけると、再入院前に"やりたい事"の中に、わたしの大好きな登山が含まれていた。
夏山シーズンの良い季節になり、厳冬期には登れない山も今なら登れる。登山者もいっきに増える時期なのでコロナ感染予防は徹底したうえでの山行。
"山は逃げない"と皆んな口を揃えて言うけれど、来年の夏わたしが元気でいるとは限らない。

行ける時に行く!
やれる時にやる!
食べれる時に食べる!

ガン患者にとって、体調の良い日は限られています。
毎日化学薬品を体に投入し、出来る限り安定させているだけで、決して万全ではない。

まだ動ける今、一番良いシーズンに、わたしはまた抗がん剤治療を余儀なくされた。


今回の抗がん剤は何クール受けるのか…
その間わたしはどう変化するのか…
すこし予想がついてるだけに怖いです。


つづく