嫁の肺ガン闘病記&夫の介護記

肺ガン発覚〜闘病〜入籍〜再発 ALK肺ガン嫁とその夫の記録

ローブレナのリチャレンジ失敗後の治療方針

今回一番相性の良かったローブレナのリチャレンジが失敗に終わり…正直ショックを隠せません。
現時点でローブレナだけが、ガン完治を経験させてくれた薬だったからです。(去年の夏、腫瘍マーカー正常値になりました)

でもひとまず入院中の現在もローブレナは飲んでいます。リチャレンジから38日目です。
そして気になる今後の事ですが、今日主治医と話し合い決断しました。

◉8/25の生検
昨日採取した私のガン細胞は遺伝子パネル検査をするのに充分な量がとれているので、近日退院後に大分県内にある大学のゲノム外来へ患者本人(私)が受診がてら提出しに行きます。
そこでの説明を患者本人が受けないといけないらしい。

遺伝子パネル検査は現在混み合っており、2ヶ月待ち。
仮にNTRK融合遺伝子が陽性やったとしても、分かり得るのは2ヶ月後なのでその間無治療というわけにはいかないため何かしら治療が必要。
※ NTRK融合遺伝子が陽性だった場合、ロズリートレクが使用可能になります。

ひとまず生検の傷が塞がり次第退院できるので、退院したら即ゲノム外来を受診する予定です。とっとと提出して、1日でも早く検査結果を出して欲しい!!


◉主治医が考える今後の治療
タキサン系を含む抗がん剤3剤+免疫治療の合計4剤併用治療。
タキサン系は今まで一度も私は使用していません。なぜなら髪の毛が抜けたり、強い痺れや関節痛などでかなりしんどい抗がん剤だからです。精神的にも肉体的にも副作用が強い薬で、今まで使用拒否していました。
ただ、今となっては他に効く薬ももうなく。それが一番効き目が高く確実です。

放射線と手術は局部治療でしかなく、オッパイにまで広がってそれが大きくなってた事から抗がん剤治療が一番良いとの主治医の判断です。


◉大分と兵庫どちらで治療するか
引き続き大分県の病院で治療する事にしました。
次回の治療が抗がん剤治療になる事を考えたときに、兵庫県の病院ではガイドライン通りに投薬される事が予想されるため非常に不安。
わたしの主治医はガイドラインを無視して、私用に抗がん剤の量や種類を調整してくれて、体力が落ちないように投薬してくれるので安心して治療に望めます。

あと主治医の立場上、コロナの事であまり迷惑をかけられないと承知しているのですが、今回"このまま大分で治療しても僕は構いませんよ"の主治医の言葉に甘える形になりました。


つづく