ザーコリ投薬停止。
夫です。
ガンになった著名人が記者会見を開いて「ガンと闘います」と言っているのを見たことがあります。実際、「ガンと闘う」とはどういうことでしょう?
例えばインフルエンザになってもインフルエンザと「闘う」とは言わない。
ガンの場合、明確に「闘う」とういう闘争心を奮い立たせなければ、つらい治療を継続する事が、精神的、肉体的に出来ないことを示しています。
妻は長い入院生活と抗がん剤の副作用で筋肉がおち、やせ細り、もう何かと「闘う」などとてもとてもできない状態です。
それでもいま闘っています。
人の人生は短い。
永逝の時はすべての人に等しく訪れます。その日まで、1日1日をただただ前を向いて一生懸命に生きる。それが生きるということなのでしょう。
倦怠感のせいで、夜ほとんど眠れず、食事ももどしてしまいます。ですので、睡眠薬を飲んだり栄養剤を点滴したりしています。
さらに、ザーコリの副作用も出てきました。ザーコリの副作用としてはかなり珍しいのですが、妻の場合、服用から1週間ぐらいすると急性食道炎の症状がでます。前回はロキソプロフェンとランソプラゾールで押さえることが出来ていたのですが、今回はドセラムの副作用と重複し、かなりきついので、一旦ザーコリは休薬となりました。
酸素濃度は90台後半(酸素吸入1.0)を回復したので、ガンの方は押さえることができているようです。ドセラムの副作用の倦怠感は投薬後4~5日後がピークといわれているので、今後は少しずつ回復するはずです。
ガンとの闘いは副作用との闘いになりつつあります。