嫁の肺ガン闘病記&夫の介護記

肺ガン発覚〜闘病〜入籍〜再発 ALK肺ガン嫁とその夫の記録

腫瘍マーカー下がってるーー!!

嫁です。

主治医より、"ミラクル起きた!!"
と今週月曜日の採血結果を手渡されました。

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No.18 CEA*CLIAが腫瘍マーカー値です。

前回11月5日時点の値623.9→今回499.8まで下がりました!!


すこし説明させていただきますと…

前回までの腫瘍マーカー値の推移がこれです。
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2020/08/24 — 195.0
2020/09/24 — 447.9
2020/10/17 — 543.9
2020/10/26 — 640.2
2020/11/05 — 623.9

通常ガンが悪化すると、8/24〜9/24のように急激に値が上昇します。
細胞分裂は倍々で増えていくので、その値を日々とれば指数関数のグラフのようになります。
この時は、脳転移も疑われました。

こっから怒涛のドセラム抗がん剤+分子標的薬での治療がスタート。
腫瘍マーカー値は、その後も上昇しているものの急激な上昇は見られませんでした。

"ガン細胞は減っていない" けれど、
"抗がん剤がなんとか押さえ込んでいる"
状態が続いていました。

生きるしかばね状態で乗り越えた2クール目で、ようやく私のガン細胞の増殖は頭打ちになったのか、すこし下がりました。
たった20下がっただけでしたが、通常の抗がん剤治療ではこれが普通のスピード感です。

そして放射線治療が併用となったことも相乗効果になったみたいで、2週間で124も下がりました!!

※追記※
主治医の話では、今回肺に放射線は照射されていないし、放射線治療の効果が出るにはまだ早いらしいです。
抗がん剤と分子標的薬効果で、ガン細胞の増殖が頭打ちになった事で、下がり始めたんだろうとの事でした。



2週間で100以上も値が下がった!!
といっても、まだまだ正常値の100倍の値なので、油断は禁物です。


でもようやく、未来が見えてきた。
そんな気分です。


つづく