嫁の肺ガン闘病記&夫の介護記

肺ガン発覚〜闘病〜入籍〜再発 ALK肺ガン嫁とその夫の記録

cea42!(無治療で!)

夫です。

 

今週の腫瘍マーカーは42までさがったようです。約6週前にオプチーボを入れてから副作用改善のため本来なら3週前に投薬するはずのヤーボイ+オプチーボを入れずに延期して、無治療の状態となっていましたので、腫瘍マーカーが上がるのではないかと覚悟していましたが、効果が継続していることがわかりました。

 

主治医の話では、妻と同じ免疫チェックインポイント阻害薬を投薬した患者さんが、効果なく悪化してしまい、その後緩和ケアに入り無治療の状態で一年経ったあと、ガンが改善して緩和ケアから復活した例があるとの話を聞きました。

つまり、免疫チェックインポイント阻害薬の効果は長期に継続する(可能性が高い)ことを示唆しています。

 

その患者さんはガンがなくなったわけではなく、レントゲンでみる限りガンの様なものは残っているのに腫瘍マーカーが落ちたらしく、要するに「ガンがガンでない(良性)のものにかわった」とのことです。

 

妻のいまの状態もそれによく似ていて、腫瘍マーカーの値からしてガンは消滅しているように見えるはずがレントゲンにはガンのようなものがまだ残っているというのです。

 

確かに皮膚のガンをみると、一番酷いときは赤くはれて鉄板のようにかたくなっていましたが、今は黒っぽいかさぶたの様に変わっています。腫瘍マーカーが下がっている割に、妻の今の呼吸状態や左手のむくみが改善しないのはそういうことと思われます(主治医見解)。

 

今週は人工呼吸器3、離脱7くらいの割合でしたので、少しずつ回復しているように見えます。また、抗生剤とステロイドの点滴を錠剤(を溶かして鼻チューブから挿入)に変えたため、足のムクミがだいぶましになって、足は結構動かせるようになりました。あとは1日1リットルの栄養剤点滴をやめることが出来たらだいぶ動ける様になると私個人的には思っています。(個人的にはガンよりも点滴(水分)の方が実質的に妻に悪影響を与えている感じがしてます。。)

 

そのためには、食事をとるしか道はないのですが、お腹もパンパンにはっていて、鉄板でも入っているかのような状態です。下剤で便を出すと少しましになりますが、副作用の影響もあり腸の動きがかなり悪いようです。

 

今日はハウスみかんを2つとキウイを食べれたのでフルーツならなんと食べれそうな感じがしてます。食べれそうなものを少しでも食べていくしかなさそうです。