嫁の肺ガン闘病記&夫の介護記

肺ガン発覚〜闘病〜入籍〜再発 ALK肺ガン嫁とその夫の記録

はじめての放射線治療

今日から放射線治療がスタートしました。

朝からまた酸素吸引チューブをつけていたので、酸素ボンベ付きの車椅子で放射線治療室まで連れて行ってもらいました。

放射線治療室の中で、上半身裸になり台の上に寝ます。
その際に、台が高いので踏み台が用意されてるのですが、衰えたわたしの足はたった一段の踏み台すら一苦労でした。

酸素吸引チューブをしたまま台に寝たら、そこから体の位置を調整します。

昨日CT室でつけた印をもとにまずは合わせますが、その後は実際の治療を想定した?レーザー光線をもとに ミリ単位 で体を少しずつズラしながら位置を調整していきました。
約30分ほどかけて、しっかりと調整されました。調整が完了した後は、さらに印を油性マジックで書き足されました。
※この作業は初日のみ

治療室の電気が明るくなり、技師さんと看護師さんが操作室へ移動したらスタートです。
"それでは、治療をはじめます"
というアナウンスがあったけど、照射されてる感じは全くありませんでした。

まさに、

本当にあててるのか?!

と疑いたくなる。

照射は、私からみてまず右上から。
その後、照射機器が移動し左下から。
合計2回照射されます。
当然、動いてはいけません。

照射時間も数秒といったところです。
皮膚の感じもなんら変わりありませんでした。

その後は服を着て、スタンプもらって、病室へ帰る。
これだけです。
これをあと19回繰り返して、退院です。

主治医にどれくらいで放射線治療の効果が現れるのか聞くと、終盤あたりから少しずつと言われました。
なので、私の場合は12月入ってから効果が出始める感じです。
放射線治療が終わってからも、その効果はしばらく持続するらしいです。

余談ですが、
乳がん患者さんで、乳房温存での治療の場合は外科手術+放射線治療ガイドラインなのだそうです。
放射線治療を行うことで、外科手術では取り除けないガン細胞(一見それとわからない)なども死滅できるらしく、再発率が低いとのことでした。


つづく