嫁の肺ガン闘病記&夫の介護記

肺ガン発覚〜闘病〜入籍〜再発 ALK肺ガン嫁とその夫の記録

完全鎮静。筋弛緩剤投入。

夫です。

 

4日ほど前から、ロクロニウムという筋弛緩剤を継続的に投入する事になりました。

 

ミダゾラムプロポフォール(鎮静剤)の効果が薄れてきて、時々目を覚ましてしまい、苦痛に絶えられないため眠らせて欲しいと訴えるようになったからです。

 

主治医は筋弛緩剤を投入して楽にさせてあげた方がいいとのことでしたのですぐに同意しました。

 

筋弛緩剤とはわかりやすく言うと「目にゴミが入ってもまばたきしなくする薬」です。全ての反射的な筋肉の動きが抑制されます。ですので咳もでなくなりますし、痰の吸引の時の嗚咽もなくなります。ですのでずっと眠ったままになりました。

 

そして意志疎通も出来なくなってしまいました。

 

せめて苦痛のない夢を見てくれることを祈ります。

 

次に目を覚ます時にはヤーボイが効いて、きっとガンがよくなっている筈です。だから今はせめていい夢を、と願います。