嫁の肺ガン闘病記&夫の介護記

肺ガン発覚〜闘病〜入籍〜再発 ALK肺ガン嫁とその夫の記録

人工呼吸器取り外し練習再開。

夫です。

 

睡眠薬をやめてから妻の状態はだいぶよくなったように思います。まず、手足の痙攣がなくなりました。あと寝ぼけた様子もなくなり意識が明瞭になりました。

 

主治医によると呼吸の状態があまりよくなっていないのと、運動能力の低下、左腕の炎症はいずれもヤーボイ+オプジーボの副作用の可能性があるとのことでした。

同じ治療を受けている他の患者さんにも多かれ少なかれ部分的な運動能力低下、筋力低下が見られるとのことです。また、炎症も起こることがあるとのことでした。ただ、一時的なことがおおいようです。

 

数日前から一日に一時間ほど人工呼吸器を取り外して、気管切開口のカニューレに吸気だけが出来る弁のふたをして、カフから空気をぬくことで呼吸(排気)を口鼻から外に出す、自発呼吸をする練習をしています。この弁をつけることで呼気が声帯を通るので会話もできます。

弁からの吸気口のあたりに酸素を噴き出して体内酸素を調整します。

 

この方式は会話が出来るのはいいのですが吸気の通り道と呼気の通り道が狭く、見るからに呼吸が辛そうにも見えます。いっそのことカニューレすべて取り外すことはできないかと確認しましたが、いざという時に人工呼吸器がすぐに装着出来ないのでリスクがあるとのことでした。 

妻の場合、発声用の弁をつけても、spo2は100を保持出来ており、呼吸苦の原因はCO2の吐き出しがたりてないということですので、気道を大きくとって息を吐き出せるような状態にしてあげる必要があるようにおもいます。また、横隔膜の筋肉(牛肉で言うとハラミ、サガリ)の筋力が落ちているのと、癌の影響で肺が固くなっているためか呼吸する力が相当にいるようです。

ですので、いずれにしても呼吸する力を鍛えるリハビリする必要がありそうです。