嫁の肺ガン闘病記&夫の介護記

肺ガン発覚〜闘病〜入籍〜再発 ALK肺ガン嫁とその夫の記録

cea50台!!

夫です。

 

大分の母からの情報では、今週の腫瘍マーカーは50台に下がったとのことです。今まではヤーボイを入れたすぐあとに効果が大きくでて、オプジーボのみのフェーズ(ヤーボイ+オプジーボオプジーボのみを三週毎に交互に入れるレジメンになっている)のあとは効果が薄れたり、先月は悪化したりしましたが、ここにきてオプジーボ単体の効果も出てきたのかもしれません。

今週のマーカー検査が悪化していなかったことはとても大きいことのように思います。

 

今週から始まった流動食も頑張って半分以上食べているようです。

 

人工呼吸器は夜はつけているようですが、はずす時間も増えているようです。来週、嚥下造影検査をするようです。食べ物の飲み込みを確かめる目的だと思われます。

 

ガンになった患者さんやその家族は、健康な人よりは辛く、不幸な状態になるのは、言ってしまえば当たり前ですが、意外にも、患者さんやその家族は「よいこともあります。」と言っているのをよく見聞きします。

その意味はガンにならないと理解するのは難しいのですが、思い返せば闘病を支えるこの4年間よいことも少しあったように思います。そう思わなければやってられないという一面もあるのですが、どうもそれだけではない。

 

耐え難いほどの苦しみ、絶望も幾度となくありました。その数よりはすこし少ないですが同じくらいの希望と喜びもあったように思います。それは健康で平凡な毎日の中では得られないものです。

 

考えられないようなどん底から、回復への道をたどっている妻を見て、今がその何度目かの希望と喜びの時の一つなのだと思います。