嫁の肺ガン闘病記&夫の介護記

肺ガン発覚〜闘病〜入籍〜再発 ALK肺ガン嫁とその夫の記録

4クール目と最後の放射線

昨日12月3日4クール目を投薬しました。
今回もドキタキセルを減薬しているおかげか、副作用はまだ現れていません。

ただ昨日は、37.8度の発熱とSpO2が80前半という低酸素状態になりました。
これは一昨日12月2日からデカドロンというステロイドの処方が切れていたことに気づかず、完全に"ステロイド切れ"状態を起こしてました。
私の場合リンパの炎症がひどいので、ステロイドによる抗炎症作用が不可欠です。

昨日は点滴と一緒にステロイドは投薬され、酸素吸入チューブも装着していました。
今日は熱も下がったし、酸素も酸素吸入チューブ無しで安定してきています。


そして今日めでたく放射線治療20回コースが終了しました!!
最後に先生の診察があり、左腕の浮腫を診てもらいました。

・約3ヶ月ほどで浮腫みは治ってくるけど、3分の1くらいの人は太いまま
・前よりリンパは細くなってしまうため、何かの拍子につまりやすくなり、浮腫みやすくなる
・マッサージは力を入れることよりも、頻繁にさする方が効果がある

との事でした。

放射線科の先生が、こんな話をしてくれました。

"
僕の患者さんで子宮頸がんの女性が、抗がん剤の副作用で食欲がない、と言っていました。
食べたいものだけ食べたら良い!と助言したら、アイスクリームしか食べなくなった!と旦那さんが怒って僕のところへ来ました。
ここは病院ですから、栄養なんか売るほどあります。
アイスクリームしか食べたくないなら、アイスクリームを食べたら良いんです。
それよりも、治療を継続することの方が重要なんです。

それ以外のことは、全部おろそかで良いんですよ。
"



"全部おろそかで良いんですよ。"

途中で諦めたり、投げ出したりしないために、"おろそか"であること。
病気と上手に付き合い続けるための他ならぬアドバイスだと思いました。


ついでに、
マッサージも、旦那さんにお願いしたらいい。
旦那さんが文句言ってきたら、放射線科の先生がそう言うた!と言いなさい。

と最後におっしゃっていました。笑


つづく